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Hitsville - 1st Single CD
¥1,000
Spotted Pattern MAME008 2025 ※ジャケの色が3種類ありますが、こちらで選んで送らせてもらいます。 盤とジャケがビニールに入ってるかつてのスナッフィースタイルのジャケです。 Hitsvilleは仙台で長く活動しているバンドで、ハードコアが多いシーンにおいてパンク、パワーポップに影響を受けた音を出し続けている。 凄い前になるけど、HitsvilleがFirestarter, Radio Shanghai, Rockbottomを招いてくれたことがあり、僕もそれに同行したことがあった。それ以前にメンバーのユタカ氏(今は脱退)と手紙のやりとりをしていて、非常に熱い想いでバンドに取り組んでいるというのが伝わってきた。彼らの曲にChampion Vinylshipという曲があり、それはWill Birchと僕に捧げた曲なんだということを聞いて感銘を受けた。 長くなるので短めにまとめると、Hitsvilleはユウジ(ex.Blaze a Trail)とユタカ(ex.Gang Thrust)を中心に2000年前後に結成された。当初はFragmentsと名乗っていたがHitsvilleに改名。かなりマイペースでの活動であり、メンバーチェンジを重ねつつもその活動自体は止めることがなかった。 デモCDRを2枚とコンピ3枚に参加しているということです。デモ2枚は聴いているが コンピは今回と同じSpotted PatternからのSend Hi-Fidelity!しか確認できていないかも。 このコンピが2018年であり、この時点からもメンバーが変わっている。ギターの石田も結構長い期間在籍していたが、それに加えさらに長い間不動のメンバーであったベースのアツシ(ex.Disarray, Idiot Idolaters)とドラムのよっさんも脱退となったので、ユウジを中心に再編したといってもいいかもしれない。 この盤はバンド初の単独(デモを除くと、です)リリースとなり、シングルと謳っていますが4曲入りです。 この盤のメンバーは Yuji Bill (Hirose And The Riversidesと掛け持ち) ヘルプドラムで Tact (BLACK ENDER/Hirose And The Riversides、東京にいたときにはBack To Basicsにも居ました) で、内容はどうなのか?というと ユウジがこのバンドで体現してきたことを凝縮して最初のプレス盤での単独リリースとした、ということになるだろう。日本語詞とややラフな感じの引っ掛かりがあるパワーポップ、パンク的サウンドの融合がより自然な形で表現され、メロディの哀愁味も相まってなかなかグッとくるものになっている。City Lightsは以前のデモにも入っていた曲であり、情景が浮かんでくるドライヴィン・ソングだ。 1 . Run to That Land 2 . Your Words 3 . Good Times Again 4 . City Lights
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Gunk - Death Above You 7"
¥1,650
SOLD OUT
Gunk(Self release) 2025 GUNK is Sora (Vo & G) ex. The Gimmies,WOTZIT, 現在WAR/ZIT Sawa (G) ex. The Raydios,The Faceful Hevizy (B) The Headbungers Suzuki (Dr) ex. The Raydios,The Young Ones バンド初の単独作となる 7インチ。 2024年にAngel Faceとのスプリット 7インチ(Soundflat)を会場のみの50枚という非常に限定した形でリリースしていたが、音源としてはこれが挨拶がわりの一発目という認識でいいのでは。 メンバーを見て推測できるかもしれませんが、ロックンロールです。ポストパンクなアプローチを続けていたソラがロックンロールに回帰したのが興味深い。 ソラ、澤のバードマン等OZパンク趣味とリズム隊2人のラモーンズ趣味が上手くブレンドされて、緻密になりすぎないダイナミックなR&Rを生み出した。 B面にスローめであるが、不穏でコクのあるグルーヴがあり、1stシングルにてすでに振り幅を提示している。 録音はYour Pest Bandの水巻が担当。 A. Death Above You B. Lost
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Yo-Chang / Akichaniclady-暗夜街憂愁 Night City Blues / Sweeeeet Dreamer 7"
¥1,650
Neo City NCR 0007 2025 Flashlightsの自主レーベルとして知られるNeo Cityからのリリース。 Flashlights、ロッカチェリーのようちゃんと、同じくロッカチェリーのあきちゃんの それぞれのソロ曲をカップリンプしたスプリットシングルとなります。 ロッカチェリーから想像できないような無機質な感じもある打ち込みサウンドとクールなヴォーカル、そしてレトロフューチャーな感覚のスリーヴデザイン、 それらは、かつてブレードランナーが提示した近未来の近似値的なものを現代の東京の夜に見出しているようでもあり、 Flashlightsやイベントを通してREO氏が表現してきたNeo Cityというコンセプトを補完するするものでもあり、こう来たか、というかっこよさに満ちている。 近年のシティポップ評価からの都会的サウンドという流れとはまた全然別のアプローチを経た結果としてのこのリリースはひじょうに興味深い。 Side Blue Yo-Chang 暗夜街憂愁 Night City Blues Side Red Akichanoclady Sweeeeet Dreamer
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ロッカチェリー - ロッカチェリー白書 CD
¥2,000
Prefab Records PRCD 8940 2013 2013年のリリースではあるが、まるっきり色褪せないどころか名盤としての輝きが増し続けているアルバム。 シンプルな3ピースのロックンロールではあるが、 歌詞と曲がバチッと合わさったときの魔法がここにはあります。 僕がとくに好きなのは「あいさつ運動」ですが、こういう気持ち、あと恋する女の子の気持ち それらはおじさんである自分には完全に理解することはできないのかもしれないけど 心にグサグサと刺さってくるものがある。 サブスクにもあるので、それも良いのですが、メンバーに連絡とって扱いさせてもらえることになりました。 2010年代の名盤の一つと言えるでしょう。 1. あ〜あ 2. あいさつ運動 3. 勝手にアンサーソング 4. 虹色美少年 5. 錯覚 6. おしゃべりJETBOY 7. 殺人予告 8. ハイキング・ウォーキング(フール・フォー・ユー) 9. 恋のロケットランチャー
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High Style - London In The Mist 7"
¥2,200
SOLD OUT
Maark! MAAARK! XX 2024 これについて書くことはいっぱいあるが、 あとで書きます! A. London In The Mist (2024 Re-Mastering) B. London In The Mist (HYBRID ENGLISH EDIT)
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Academy Fight Song - Lifethink CD
¥1,800
Kuktti KKD-02 2024 コメントは後で書きます! 1. Intro 2. No Pressure 3. Where Do You Go 4. Tenjo 5. Want 6. Barometer 7. Rick 8. Feeling 9. Section
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Dewees - Wish We Could See Ramones Every Day (CDR)
¥550
TC/DC TCDC2 2024 元More Fun〜Rockbottom〜StairsのTommy(ここでの名前はTD DEWEE) がベースとして加入して初の音源となるCDR(間にデモあり) バンドの方向性はまったくブレのないラモーン・パンクおよびサーフパンク(Don't Go Surfin'というタイトルではあるが)である。 本人たちがサーフィンをやっているとは全く思えないところもラモーン的であると言える。 とはいえやはりTommyのパワーポップ趣味、内ジャケでのModernettesのTシャツ着用の感じも含めてそのエッセンスが反映されている。 1. Wish We Could See Ramones Everyday 毎日ラモーンズ 2. Don't Go Surfin' 3. bonus track
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Dewees (Dewees Japan) - Back To The Beach CDR
¥550
TC/DC TCDC1 2020 2020年、Yoppy在籍時の4曲入りCDR。 Dumbからのコンピ、またK.O.G.A.のPop Punk Mania Japanコンピへの参加などで知られ ポップパンクど真ん中の活動をしている。ある意味Headbangersの流れにあるバンドとも言えるでしょう。 レンガ壁前の写真などからも想像できるとおり、ラモーンズの影響がすごく濃いバンドであることには間違いないですが、独自のメロディセンスがあり、日本のラモーンパンクの層の厚さを 感じさせる。この語ベースのYoppyが脱退し、しばらく活動してない期間もあったが Tommy(More Fun、Rockbottom, Stairs)がなんとベースとして加入し積極的に活動中。 1. Dewee bop 2. Out! Out! Out! 3. She's RAMONA 4. Back to the Beach
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Vänsuut - Tulevaisuus E.P. 7"
¥1,200
Vox Populi VOX 032 2024 Vänsuut は、新潟県で活動するパンクバンドであり、Solpäätosを前身として発展したバンド。 フィンランドの80sHCに傾倒していた前身から発展し、同じくフィンランドのVaaviなどの70sパンクに注目した音楽性となった。 2022年のデモCDRに続く1st7インチEPとなる。 フィンランド語で歌うという徹底ぶりにより、彼の国のいなたさのあるパンクロックのテイストを表現することに成功しているが、単にオマージュではなくて今の時代の日本でこのようなことをやるという自覚的な意思と楽曲のオリジナリティへの取り組みが感じられる。 日本語訳詞も付いていて、日々の生活で感じるようなことを普遍的な歌として落とし込むことができているのがすごいな、と思う。 A. Kaupungin Kadut Aikalisä B. Tulevaisuus Nuoriso
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Vänsuut & Tiikeri - Split 7"
¥1,400
Voxpopuli / Open Up And Bleed VOX-035 / OUAB 005 2024 Vänsuut 1. Sama Paska 2. Viimeinen Sukupolvi Tiikeri 1. Sterkat Ja Styrkkarit 2. Punk Rock - Hitti!!! フィンランドのトゥルクで活動するTiikeriは、そのストレートすぎるブルーハーツへのリスペクトにより、日本のリスナーにも注目された。 その勢いのまま2024年に来日、僕は行けませんでしたが大変盛り上がったようです。 それを迎え撃つのは新潟、三条を拠点とするVänsuutである。かれらは日本においてフィンランド語で歌う数少ないパンクバンドであり、このスプリットも大いに納得感がある。 高音寄りのチャリチャリジャリジャリとしたサウンドが特徴的で北欧的とも言える。 言語的に、歌っている内容がわかんないよ、という方もいると思いますが、日本で販売する分に関しては日本語訳詞も付いていて、シンプルながら芯を食った表現はある意味ブルーハーツの影響下にあるのかもしれないが両者の市井の生活者としての姿勢が表れていて興味深い。
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マンホール - Tokyo Recording Works CD
¥2,750
City Records 004 2024 4thアルバム ドラマー脱退により解散の危機を迎えたが、梶原(ex.ボロキチ/HATEMAN/THREE MINUTE MOVIE/Rocket-K ..etc/ Capsule Giants,Reo Yokomizo&Neon Group)の加入によりそれを回避した。 基本姿勢は変わらずであるが、3人という少人数のバンドであるからして 音楽性にも変化があるのは必然であろう。新生マンホールを宣言するようなアルバムになっている。 久家はハードなブルース・ファンであり、またフールズのローディー経験などからその影響を強く受けているのを普段から公言しているが、 この盤を聴いていると、そのような粗野な魅力を感じつつもどこか洗練されているという 矛盾が同居している面白さがある。そしてスリム・ハーポのカヴァーをしていることからも、その素朴なユーモア感を持ち合わせているのがわかる。 ブルースを基調にしながらもパンク、ロックンロールのシーンを自由に行き来する身軽さも彼らの魅力。 ピースミュージックの中村宗一郎が録音ミックスマスタリングまで手掛け、 一発録りワンテイクオーバダビング無しで録音はわずか10時間足らずで終了した。 スリムハーポ「Rain? in My Heart」の日本語カバー「オイラの胸に雨が降るのさ」と福岡の女性歌手パピコの「床」を収録。 1. WILD FLOWER 2. ハイになるまで 3. ポケットすらないんだ 4. ハイエース 5. オイラの胸に雨が降るのさ 6. 接触 7. やっちゃえ 8. 床 9. いつでも来いよ 10. アンタのままで
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Dancebeach & Academy Fight Song - Split 7"
¥1,430
Long Slope Records LS-011 2024 名古屋のDancebeachと福岡のAcademy Fight Songのスプリット。 Dancebeachのヤマ氏より、ひさびさに音源出しましたってリンクが送られてきて 早速聴いたら最高で、すぐにレーベルに繋いでもらって扱い決めました! Dancebeachはパンクからハードコアに移行していくような時代に存在していた不思議なバンドたちのような印象でそれをずっとやっている面白さがある。ここでの曲は結構ストレートなパンクである。 Academy Fight SongはMission Of Burmaからとったであろうそのバンド名をSNSで目にして気になっていたバンドで、2021年というコロナ禍真っ只中に結成だそうです。 動画で見れるかんじやbandcampで聴ける音源からすると、たんにポストパンクというわけではなく、日本語を活かしたオルタナティヴな感じも受ける。12月にアルバムも予定。ここでの音源はストレートな印象。 両バンドとも7インチというフォーマットを意識したのかストレートでキレの良い曲を持ちあったということであろうか。 ※ダウンロードコード付き 試聴音源はこちら https://longsloperecords.bandcamp.com/album/dancebeach-academy-fight-song-split-ls-011 Track list Dancebeach - 対峙 Academy Fight Song - Where Do You Go
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Zeros - Don't Push Me Around 7"
¥2,000
Munster MR7361 2023 7" Red Vinyl Munsterからのリイシュー。かなり丁寧な作りです。 A. Don't Push Me Around B. Wimp
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Middle Edge - I Lost My Mind LP
¥3,520
Episode Sounds EPISODE-032 2024 待望のフルアルバム! コメントはあとで書きます。 A. 1. I Lost My Mind 2. Heartbeat Fast 3. Feelings 4. Take Me Anywhere 5. I'm Sure You'll Like It B. 1. Diffuse Black 2. Con Artist 3. Gone Too Far 4. Little Bird 5. Empty Box
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Bloomfield - Walkin'in My Shadow 7"
¥1,100
(self release) 2024 A. Walkin'in My Shadow B. Criminal World デモCDRを経て待望の1st7”リリース。 2010年代後半に活動していたThe Fofoのリズム隊Chuck、Thuihijiに元SneezeのTanabe, 現Ryochan & Richbuzzでも活動しているNozomiを加えた栃木ベースのパンク・バンド。 先だってリリースされたデモは入手できなかったのですが、そこに収録されていたという 曲の再録+B面新曲という構成。 メンバーの朗らかな人柄とは裏腹な、マイナー調のパンク・ロックでいい意味で裏切られた感じ。特にTanabe氏のギター・プレイが冴えていて、一曲の中にストーリー性を感じさせる。 B面はショート・ナンバーであるが、これもどこか影がある感じでよい。 200枚プレス。
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The Yum Yums - Poppin' Up Again LP
¥3,300
Screaming Apple SCALP 227 2024 Black Vinyl version コメントはあとで書きます A. 1. Vitamin U 2. Got Me Good 3. Do You Like Me 4. Baby Doll 5. Whole Lotta Kissin' 6. Popping' Up Again 7. Dance B. 1. Candy 2. Baby Oh Baby 3. Steal My Heart Away 4. Everybody Loves My Baby 5. Sweeter Than You 6. Come Back 7. Foxy
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Black And White - We Make The Standards And We Make The Rules LP
¥3,850
Episode Sounds セカンド・アルバム。 アルバムとしては2020年にPOGO77から出た「One Chord Wonders Here's The Black And White」から4年ぶりとなる。今回はEpisode Soundsからのリリース。 録音はYour Pest Bandの山崎が担当。徳島のスタジオで録音された。 徳島のスタジオ、というのがバンドにどのような効果をもたらしたのか、 自分が聴く限りでは明確に、これだといえるようなことはない。 しかしながら、その地へのこだわりというか、バンド自身の強い意志がなければ東京から徳島というのはなかなかないだろう。 現行で活動する70sパンク影響のバンドはいくつか頭に思い浮かべることができるが、このB&Wもその一つである。かつてのシーンにあった、レコードをコレクトして引用部分に気づいたかな?というようなクイズ?ゲーム?が成り立つような時代はとっくに過ぎ去り、それでもこのような音楽をやる、という矜持を感じさせるバンドあり、LPでのリリースという重みも感じる。 細部に関してはもっちょっと聴いてから書きます。 この狂ったジャケ・デザインはCGアーティストでもあるホンマ(Smallspeaker)が担当。 1. Station To Station 2. Sadistic 3. Tell No Lies 4. Enough Time 5. Don't Want To Be A Soldier 6. Hanging Around 7. Don't Think Twice 8. Destroy 9. Beauty And The Beast 10. Standards Rule
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Falling Sugar - S.T. CD
¥2,200
Fuzzy Pals FPC5001 2024 Mikko, Toyozo (Fadeaways他)、Monma(ex.シャロウズ他)によるバンドによる1stアルバム いまのところCDのみリリース。 ライブだとまたちょっとメンバー違うと思いますが。 わりとジャキっとしたいわゆるガレージ的な演奏に女性ヴォーカルが乗るというものだと おきゃんなヴォーカルのものが多いのですが、Mikkoのヴォーカルはスウィートというか ふんわりした感じで、そこがこのバンドの特徴でもあると思います。 1910 Fruitgum Companyの「1.2.3. Red Light」をカヴァーしているので バブルガム的な指向性もあるのかもな、と思いました。 ラストはVelvet UndergroundでMoe Tuckerが歌う「After Hours」も演ってます。 1. Thank You Boys 2. Sugar 'N' Honey 3. Run Kitty Run 4. West Coast 5. Cats & Dogs 6. Take Around 7. Glasses Song 8. Sigh 9. 1.2.3. Red Light 10. Birthday Suits 11.After Hours
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Angel Face LP
¥3,850
SOLD OUT
Slovenly 702283 2023 A 1. You Ain't My Angel 2. Bad Feeling 3. USA 4. Big City 5. I Can't Stop B 1. Bring Me Back 2. Right Time 3. That's Enough 4. Take It Or Leave It 5. Slippin & Slidin もろもろあとで書きます
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Psychotic Youth - Happy Songs CD
¥1,650
Waterslide / Target Earth WS267 / TE042CD コメントは後から書きます。 1. A New Plan 2. Can This Be The One 3. She's Gonna Do You In 4. Teenage Itch 5. Out Of This World 6. Can't Talk To That Girl 7. Superstupid PT2 8. Let It Show 9. I Don't Wanna Go Now 10. Save Another Girl 11. Summer Days 12. Go 13. Drop In The Bucket 14. High And Low 15. You Are Complete (Bonus Track)
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The BrokenHearts (Tokyo) - 13 Shots Revisited CD
¥2,200
Courageous Cat CC 004 2023 CD おもにCDRの形でリリースされていた初期音源をリミックス&リマスターしアップデートした作品。 1-5 A Million Miles Away 2013 1st CDR 6-7 AlL The Squares Go Home 2014 split CDR with The Breathless 8-10 Are You Ready Or Not 2014 2nd CDR 11-13 The Broken Hearts 2016 1st Album コメントは後で書きます
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Vindictives - Sirent Community 7"
¥1,300
no label (self release) PIK002 2023 A. Silent Community B1. Welsher B2. Day For Night 愛しのVindictives! メンバーは4人から3人になったということなんでしょうか。 CDミニアルバム、7インチに続くリリース。 7インチとしては2枚目で、バンドの自主リリースとなります。 音楽的にはわかりやすく言うとポストパンクということになると思いますが、 その時代のものを参照してうんぬんということではなく、自分たちでできることをやるんだ、というポストパンクのポストパンクたる姿勢で取り組むことによって作品ごとに変化と成長を感じさせるというのが素晴らしく、 できれば順番に聴いてみるといいとは思います。前作の7インチは完売のようですが、bandcampにあるので聴いてみてください。 で、今作は前作を踏襲しつつもさらに整理され、ポップささえ感じさせる音に仕上がってます。 やはり気になるのはどんなことを歌ってるのかということですが、歌詞カードがついていますので、それを読んでもらえればと思います。 色味的にひじょうに読みづらいのですが、頑張って読んでみたところ、 あまり歌詞のことをここで文字で説明するのは野暮なので曲を聴きながら読んでもらうのがいいと思いますが、全体的には大まかにいうとコミュニケーションの在り方みたいなことがテーマになっていると感じます。 自分のライブ企画にも出てもらったこともありますが、 ほんとうに素晴らしい姿勢を持ったバンドですね!
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P.C.2 - Break Your Mind 7"
¥1,430
Giant Records 012 2023 A. Break Your Mind B.Turning Red Giant Recordsとは彼ら自身のレーベルであり、 2000年ころに2枚の7インチを出している(当時はPay Channel名義) アルバムは1+2からPay ChannelでCDリリース、 P.C.2になってからはSecret MissionからLPのリリースがある。 2022には地元金沢のハードコアUltimo Rauseaとのスプリット7インチをリリース。 近年、ギターにMistake(Nailclippers, Liquid Screen等)が加入し活動の幅を広げるとともに、音楽性もやや変化があったように思う。それが反映されたのがこのシングルである。 ヴォーカルを前面に押し出しポップさを感じるが、メンバーの長年のパンク、ガレージパンク、パワーポップの探求が表れている、ジャキっとした鋭さのある演奏は ライブでも感じるように、パンクロックとしか言いようがないものである。 名実ともに金沢のシーンをけん引する存在感を感じる7インチ。
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Sandiest - It Is What It Is CD
¥3,500
Sick Recrds Sound System 2003 オフィシャル的には4thということだが、もっと出てないっけ? 前作は2020年、DVD付きのシングル"GoxReadyxSteadyxGo"となる 中心人物である山下は2015年にNobyki名義でのソロ・アルバムを発表、これはパンクから離れ、モダン・ソウルな雰囲気の傑作であったが、 その後、ex.Radio Shanghaiの鈴政などを加えSandiestを再編しシングル"Don't Ask Why"をリリースする。 そしてSolutionとのスプリットと上記DVD付きシングルを経てのアルバム、この”It Is What It Is"に至るわけですが、 いかつい見た目(失礼!)とは裏腹にサウンドがどんどん若返っている!と感じる。 非常にイメージしやすい言葉で言うなら、ザ・ジャムの初期の感じをさらに若返らせた感じなわけで、これはすごいな、と単純に思えるモッド・パンクのひとつの到達点ではないか。 1. Make A Deal 2. Can't Hide 3. Real Fraudster 4. It's Your Ego 5. Get Into It 6. It's Not Too Late 7. Vacant T.V 8. Now Off You Go 9. All Or Nothing 10. The Kids Are Alright 11. Stand And Fight